2009年5月8日金曜日

さらに詳細です。

多数のお問い合わせを頂いてますW-BASEオリジナルライザーバーの図面などをご紹介します。




このバーの開発テーマは乗りやすく/高品質!
もともとは海外ライダー達からの要望を形にしたもので、各部のシェイプなどを見直しました。この最終段階までで3回のやり直しを行いましたが、満足できる仕上がりです。ちまたに溢れている安かろう悪かろうライザーバーに中身で対抗ですが、見えない部分も大なんで解説します。

まずこのバーのベースはMTBのDHです。なんで各部の肉厚もそれを考慮した厚み。そして素材は6061 T6という素材です。かなり丈夫です。アップスィープを4°とし、横から見た際にハンドルがヘッドパイプと同角度程度でハンドルバーを握る部分が地面と水平になるように設計されてます。なので装着した際の美しさが保たれてます。比較的ヘッドアングルが立っているピストバイクなどは、アップスィープが多過ぎると、鬼ハン状態になりやすいです。逆に無いと前にハンドルバーを倒すセッティングになるので、横から見た際に異なった角度が一つ増えるので美しいとはいえません。

アップスィープを無視し、鬼ハン状態で装着するライダーもいるとは思いますが、ハンドルの握る部分は地面と水平が一番自然です。ようは体重を支える部分が曲がっていたら、手首に負担をかけることが多いからです。街乗り程度のファンライドではそんなに感じませんが、ライディングが激しい人で、手首が痛い人はこういう部分の改善で負担が減らせると思います。全て了解の上に好きな角度につけるのはありですが、知らない場合はこの部分を改善するだけで、さらに自転車がよく見えてきます。

今までは横から見た際の話ですが、前から見た際も考えてます。急激な立ち上がりはラインの美しさ的にはNGなんで、立ち上がる位置に注目!もちろんステム取り付け部のセンターは50mmを確保しているので大体どんなステムも装着できると思います。

こんなぐあいでこのバーは開発されてます。

入荷は6月後半、お楽しみに!

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